先に整理しておきます。この2つは対策がまったく違います。
| 定期テスト | 実力テスト・模試 | |
|---|---|---|
| 範囲 | 決まっている | 決まっていない |
| 対策期間 | 2週間 | 数か月 |
| やること | 範囲を完璧にする | 抜けを探して埋める |
| 伸び方 | すぐ動く | 時間がかかる |
だから定期テストで点が取れないのは、能力ではなく手順の問題であることがほとんどです。逆に言えば、手順を変えれば次回から動きます。
多くの人が失敗するのがここです。提出物を最後にやるから、勉強する時間がなくなります。
ワークの提出があるなら、テスト前日までに終わればいいと考えがちです。ですが提出物を埋める作業は勉強ではありません。答えを写して終わることもあります。
2周目でやるのは、1周目で間違えた問題だけです。正解した問題は解きません。
ここを守れるかどうかが分かれ目です。最初から全部やり直すと、時間が足りずに3周目に入れません。そして解ける問題を解いても点は増えません。
2周目で正解したら印を消す。また間違えたら印を残す。この作業で、自分の弱点が数十問まで絞られます。
ワークだけでは足りない科目があります。とくに社会と理科は、先生が授業で強調したところが出ます。ノートに線が引いてあるところ、板書で囲んであるところは、そのまま出題される可能性が高い。
ノートを見返して、線が引いてある用語を隠して思い出せるか試してください。
ワークの2周目・3周目でやるべきことを、アプリ側で管理します。
解けた問題は出さず、間違えた単元から出題します。
「間違えた問題だけを回す」は、頭では分かっていても続きません。印を消したり増やしたりする管理そのものが面倒だからです。面倒な部分を自動化すれば、正しいやり方が続きます。定期テストの範囲は単元で区切られているので、弱い単元から出題する形と相性がいいはずです。
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3周目は、2周目でも間違えた問題だけです。ここまで来ると数十問しか残っていないはずなので、1日で回せます。
残った時間は暗記に使います。英単語、漢字、社会の用語、理科の用語。ここは直前に入れたものでも点になります。
この時期に新しい問題集に手を出さないでください。不安を紛らわせているだけで、点にはなりません。
前日は、間違いの印がついたものを全部見る。それだけです。新しいことはしません。
夜更かしはしないでください。睡眠時間を削ると、覚えたことが整理されないまま本番を迎えます。
直前に見たものは、記憶の手前にあります。1時間目の科目の暗記事項を、朝に見返してください。
点数を見て終わりにしないでください。間違えた問題を3つに分けます。「知らなかった」「できなかった」「ミス」。この比率が、次回の作戦になります。
「知らなかった」が多いなら勉強量が足りていない。「できなかった」が多いなら演習量が足りていない。「ミス」が多いなら解く手順の問題です。
2週間前です。1週間前だと提出物で終わります。5教科なら、1日1科目ずつ回しても2周できません。
内申点に響くので捨てないでください。ただし配分は主要5教科より少なくてよいです。副教科はワークとプリントから出ることが多いので、そこだけ完璧にすれば点になります。
3周が目安です。ただし2周目からは間違えた問題だけなので、時間は周を追うごとに短くなります。全部を3回やるという意味ではありません。
やり方を見直してください。よくあるのは、答えを見ながらワークを埋めている、解ける問題ばかり解いている、提出物を終わらせただけで勉強した気になっている、の3つです。
部活がある時期こそ、2週間前から始める意味があります。1日30分でも、14日で7時間になります。前日にまとめてやるより確実です。