B2B・採用

ベンチャー企業での体育会系採用
【文化フィットの見極め方】

ベンチャー・スタートアップでは「タフさ・多様な業務対応・長期コミット」が必要で、体育会系の能力が決定的に活きます。本記事では文化フィットの見極め方、初期メンバーとしての活用、長期戦力化を完全解説します。

2026年5月10日 公開/読了 約12分/株式会社ネクシェア

30秒で分かる結論

ベンチャーでの体育会系採用5原則です。

ベンチャーは大手と異なる採用戦略が必要。体育会系の中でも「ベンチャー志向」の学生を見抜くことが成否を分けます。

1ベンチャーと体育会系の相性

ベンチャー・スタートアップは大手と異なる「タフな環境」「多様な業務」「長期コミット」を求めるため、体育会系の能力が極めて高い ROI で活きる場です。

ベンチャー特有の人材ニーズ

体育会系がベンチャーに向く5つの理由

ベンチャー向きと向かない体育会系

向いている学生

向かない学生

ベンチャー側のメリット

業界知見

急成長ベンチャーの初期社員(1〜30番目)を分析すると、約40〜60%が体育会系出身。特に営業・カスタマーサクセス・新規事業立ち上げポジションでの体育会系比率が高い。創業期ベンチャーが「体育会系を好む」のは、上記の特性が初期段階のニーズに合致するため。

2文化フィットの見極め方

ベンチャー向きの体育会系を見極める評価軸を整理します。
評価軸 見るポイント 確認質問 ベンチャー成功確率
タフネス競技での厳しい環境への適応経験「最も厳しい練習環境は?乗り越え方は?」長時間労働への適応性
多様性適応複数ポジション・役割の経験「複数の役割を担った経験は?」多領域業務への適応性
不確実性耐性結果が読めない試合・競争での粘り強さ「予想外の状況での対応経験は?」ピボット・変化への適応性
長期コミット4年以上の競技継続、目標への執着「競技を続けた最大の動機は?」3〜5年継続の確率
ミッション志向個人成績より組織の勝利を優先「個人優勝とチーム優勝、どちらを優先?」会社の成長への貢献意欲

文化フィットの見極め方

面接で確認すべきポイント

① ベンチャー志向の確認
② タフさの確認
③ 多様性適応の確認
④ ミッション共感の確認

逆質問で見抜く志向

学生からの逆質問で、ベンチャー向きかどうかが見えます。

ベンチャー向きのサイン
ベンチャー向きでないサイン

体育会系×ベンチャーの育成戦略

1年目:多様性習得期

2〜3年目:専門領域確立期

4〜5年目:リーダー期

5〜10年目:幹部候補期

給与・報酬戦略

初任給は大手より低めでもOK

ベンチャー志向の体育会系は、給与より「成長機会」を重視。初任給は大手より10〜20%低くても、成長機会と長期成長性で訴求する。

ストックオプションの活用

長期インセンティブ

3ベンチャー向け育成戦略

ベンチャー特有の体育会系活用法

① 創業期(1〜10人規模)

② 成長期(10〜50人規模)

③ 拡大期(50〜200人規模)

大手と差別化する採用ブランディング

「成長環境」を訴求

「ミッション」を訴求

「文化」を訴求

採用イベントの活用

合トレ採用イベント

ベンチャーで効果的な採用手法の一つ。学生と社員が一緒にトレーニングしながら相互理解を深める。

合トレ採用の設計ポイント

注意点:ベンチャー側のNG

① 過剰な長時間労働の強制

体育会系=長時間労働耐性ありと思って、過酷な環境を強制すると、優秀層から離脱。タフさは「やりがいで動く」もので、強制では逆効果。

② 給与のあまりの低さ

「ベンチャーだから安くてもOK」は危険。最低限の生活基盤と、成長機会のセット提示が必要。

③ ミッションの不明確さ

ベンチャー志向の体育会系は「何のために働くか」を重視。ミッションが不明確だと、会社への共感が生まれない。

④ メンター不在

ベンチャーでもメンタリングは重要。CEOまたは早期メンバーが直接サポートすることが、新人定着の鍵。

⑤ キャリアパスの不透明さ

「成長できる」だけでは不十分、3〜5年後のキャリアイメージを示すことで、長期コミットを引き出す。

4活用事例ガイド

ベンチャーでの体育会系採用事例を5つ紹介します。

1
急成長SaaS企業A社のCEO直接採用

創業期に体育会系を5人連続採用、CEO直接面談で文化フィットを確認。1人目が3年目で事業部長に成長、後続のロールモデルに。

2
D2Cブランド企業B社の合トレ採用

毎四半期の合トレ採用イベントで、月10〜15人の体育会系を採用。カジュアルな環境で双方の相互理解、入社後3ヶ月の戦力化が早い。

3
FinTech企業C社のSO付与戦略

1年目からストックオプション付与、長期コミットを引き出す。創業3年で20億円調達、初期社員30人中20人が体育会系。

4
HRテック企業D社の多様性活用

体育会系の中でも「個人競技選手」を意識的に採用、データ分析・自己管理力を活かす。プロダクトマネジャー候補として育成。

5
教育系ベンチャーE社のMusclelog活用

Musclelogから10名採用、日々の練習記録を持つ「努力の見える化」型学生を集中獲得。営業・カスタマーサクセスでトップパフォーマー輩出。

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5よくある失敗5つと対処法

失敗1:「全員ベンチャー向き」と思い込む

体育会系でも安定志向の学生は存在。ベンチャー志向か大手志向かを面接で必ず確認、安定志向の学生にベンチャーを売り込まない。

失敗2:給与が安すぎる

「ベンチャーだから安くてもOK」は離職の原因。生活できる最低限の給与+ストックオプションが標準。

失敗3:ミッション共感を確認しない

ベンチャーは「何のために」が重要。ミッション共感のない学生は、長期コミットしない。

失敗4:メンター不在の放置

「自分で考えろ」だけでは新人は挫折する。CEOまたは早期メンバーがメンターになることが定着の鍵。

失敗5:「合トレ採用」を雰囲気だけで終わらせる

合トレ採用は採用手法であり、評価基準を明確に。事後の個別面談で5軸評価を必ず実施し、感覚採用を避ける。

6よくある質問(FAQ)

ベンチャーでの体育会系採用はどの程度のサイズから始めるべき?

10人規模からが現実的です。創業期1〜10人では創業メンバーで対応、10人を超えるあたりから本格採用。30人を超えるとメンター制度・研修制度が必要になるので、それまでの期間にノウハウ蓄積が重要。

給与は大手より低くて大丈夫?

10〜20%低めでもOK、ただし成長機会・SO・ミッションがセット。大手と比べてキャリア成長スピードが3倍、ストックオプション付与、明確なミッション、これらの組み合わせで魅力訴求。給与だけ低くて他の魅力がないと優秀層は来ない。

合トレ採用は本当に効果ありますか?

適切に設計すれば極めて効果的。2〜3時間の合トレで学生の素の姿が見え、5軸評価の補完情報が得られる。1回のイベントで10〜20人と接触できるためコスト効率も良好。ただし「合トレで楽しむだけ」では意味なく、事後の個別面談での深堀り評価が必須。

筋肉就活(Musclelog)はベンチャーに向いていますか?

非常に向いています。Musclelogユーザーは「日々の積み重ね」を継続している学生が中心で、ベンチャーで必要なタフさ・継続力・自己管理が客観データで証明されている。大手と差別化したいベンチャーが優秀層を確保するのに、最適なサービスの一つ。

ストックオプションはどのタイミングで付与すべき?

1年目から段階的に付与が標準。入社時に基本付与、1年・3年・5年での追加付与で長期コミットを引き出す。体育会系は「数値での評価」と相性◎、SOの行使価格・行使可能株式数を明確に提示することで、長期目標への動機づけが効きます。

株式会社ネクシェア ロゴ
株式会社ネクシェア(Nextshare Corporation)

静岡県富士市拠点のアプリ開発企業。代表取締役・吉村拓真は元バレーボール部ウイングスパイカー、現在は起業家として食事記録アプリMealLogと筋トレ記録アプリ筋肉就活(Musclelog)を運営。