制作会社の立場で書くことではありませんが、事実です。個人経営のカフェやバーで、InstagramとGoogleマップだけで満席になっている店はあります。
無理に作っても、更新が止まって放置され、かえって「まだやっているのか」と思われる原因になります。
まず3つの役割の違いを整理します。ここが分かれば、自分の店に必要かどうか判断できます。
| 得意なこと | 苦手なこと | 費用 | |
|---|---|---|---|
| Googleマップ | 場所・営業時間・口コミ。探している人に見つかる | 世界観を伝える | 無料 |
| 写真で雰囲気を伝える。常連との接点 | 情報が流れて探せない | 無料 | |
| ホームページ | 変わらない情報の置き場。詳しく書ける | 放っておくと誰も来ない | 制作費+月額 |
重要なのは、この3つは競合ではなく役割分担だということです。
Googleマップは「近くの店を探している人」に見つかる場所。Instagramは「すでに知っている人」との接点。ホームページは「詳しく知りたい人」が確認する場所です。
だからまずGoogleマップを埋めるのが全店共通で正解です。ここが空だと、どれだけ良い店でも探している人に届きません。無料でできて、効果が出るのがいちばん早い。
次のどれかに当てはまるなら、作る価値があります。
幹事が店を探すとき、コース内容と金額と個室の有無を確認します。Instagramでは探せません。「4名個室あり/飲み放題付き5,000円コース」のような情報が、いつでも見られる場所に要ります。
接待や会食で使われる店なら、企業の担当者が確認します。会社としての信頼性を示す場が必要になります。
求人サイトに出しても、応募前に店の情報を調べられます。採用ページがあるだけで応募の質が変わります。働く環境、シフト、スタッフの雰囲気。ここは飲食店の慢性的な課題なので、効果が読みやすい部分です。
注文を受ける仕組みが要ります。電話だけだとピーク時に取りこぼします。
原材料やアレルギー表示は、口頭では限界があります。
作るかどうか迷っているなら、先にこれをやってください。無料で、いちばん早く効きます。
これを2か月続けても足りないと感じたら、そのときホームページを検討してください。順番が逆だと、お金をかけた割に変わらないという結果になります。
飲食店のサイトで実際に見られるのは、意外と限られています。
| 優先 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 高 | メニューと価格 | いちばん見られます |
| 高 | 営業時間・定休日 | ここが不明だと来られません |
| 高 | 場所・駐車場 | 地方では駐車場が決め手 |
| 高 | 写真 | 料理と店内。雰囲気が伝わるか |
| 中 | 予約方法 | 電話・ネット・LINE |
| 中 | コース・宴会 | 幹事が探す情報 |
| 低 | 店主のこだわり | 読む人は読む |
凝った演出より、営業時間と場所が正確なことのほうが大事です。おしゃれなサイトでも、営業時間が古いままだと来店を1件失います。
写真だけは手を抜かないでください。飲食店は写真で決まる面が大きく、スマホで撮った暗い写真だと損をします。
見つけてもらう機能としては有効ですが、掲載料がかかり続けます。また情報の出し方に制限があります。自分のサイトは掲載料が不要で、書きたいことを書けるという違いがあります。両方使うのが現実的です。
いまうまくいっているなら、急ぐ必要はありません。ただし宴会予約や採用を始めるとき、Instagramでは対応しきれなくなります。そのときに検討してください。
更新機能を付けなければ、更新の義務もありません。営業時間やメニューのように変わらない情報だけを置いて、日々の発信はInstagramとGoogleマップでやるという分担が現実的です。
撮影を承ります。半日20カットで7万円です。飲食店の場合、写真の質がそのまま来店数に影響するので、ここにはお金をかける価値があります。
店舗・サービスサイトの基本料金が22万円からです。写真撮影を付けると29万円。富士市・富士宮市なら5%割引、初回取引でさらに5%割引があります。