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アプリ開発

費用を抑えてアプリを作りたい人必見!
小さく始めるアプリ開発の進め方

文 吉村拓真(株式会社ネクシェア 代表)

アプリを作りたいと相談したら、数百万円の見積もりが返ってきて驚いた。そんな話は珍しくありません。アプリの費用は、機能の数と、作る人がかける時間でほぼ決まります。最初から全部入りを作ろうとすると、費用も公開までの期間もふくらみます。費用を抑えるいちばんの近道は、使ってほしい体験を1つに絞って先に作ることです

この記事でわかること

  • 費用は「機能の数×作る時間」でほぼ決まる
  • 最初は1つの体験に絞り、使われ方を見て足していく
  • iOS・Androidの両方が要るか、Webアプリで足りるかを先に決める
  • 作る前にデモで確かめると作り直しが減る
  • 公開後もストアの登録料やサーバー代がかかる

01アプリの費用が高くなる理由

見積もりの多くは「何人が何日かけるか」で計算されます。ログイン、プロフィール、決済、チャット、通知、管理画面と、機能が1つ増えるたびに作業が積み上がります。iOSとAndroidを別々に作ると、ほぼ2本分の作業になります

02機能は1つの体験に絞る

最初に決めるのは「誰が、どんな場面で、何をするためのアプリか」です。飲食店の予約アプリなら、最初の版は「空いている時間を見て予約できる」だけで十分かもしれません。ポイントカードやクーポンは、予約が使われるとわかってから足しても間に合います

  1. 使う人と場面を1文で書く
  2. その場面にどうしても必要な機能だけを書き出す
  3. あったらうれしい機能は次の版に回す

こうして作った最初の版を、実際に使う人に触ってもらいます。使われ方を見てから機能を足すほうが、結果として費用も期間も抑えられます

03iOS・Android・Webアプリの選び方

種類向いているケース気をつけること
iOS・Androidアプリ通知・カメラ・位置情報を使う。毎日開いてもらいたいストアの審査がある
Webアプリ社内や会員向け。パソコンでも使いたい。まず試したいホーム画面に置いてもらう工夫が要る
両方一般のお客様に広く使ってもらいたい作る範囲が広がる

今はReact Nativeのように、1つのコードからiOSとAndroidの両方を作れる技術があります。2本を別々に作るより費用を抑えやすいので、見積もりのときに使う技術を聞いておくと比べやすくなります

04デモで確かめてから作る

頭の中のイメージを言葉だけで伝えると、完成してから「思っていたのと違う」となりがちです。画面の流れがわかる動く試作品(デモ)を先に作り、触りながら決めていくと作り直しが減ります。相談の段階でデモを作ってもらえるかを聞いてみてください

05公開後にかかる費用

  • Apple Developer Programの年会費(年99ドル)
  • Google Playのデベロッパー登録料(初回のみ25ドル)
  • サーバーやデータベースの利用料(使う人の数で変わる)
  • OSのアップデートへの対応や不具合の修正

ストアは、OSの新しいバージョンへの対応を定期的に求めてきます。対応しないとアップデートを配信できなくなることもあるので、公開後の保守を誰がするかも最初に決めておきます

06ネクシェアの場合

ネクシェアは自社でも学習アプリや食事管理アプリを開発・運営しています。アプリ開発は基本料金10万円から、追加機能と利用人数に合わせてお見積もりします。最初にデモを作り、触りながら中身を固めていく進め方です

吉村拓真

この記事を書いた人

吉村拓真

株式会社ネクシェア 代表取締役

静岡県富士市でホームページ・LP制作とアプリ開発を手がける。自社でも学習アプリや食事管理アプリを開発・運営している

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